もうそろそろ後継機種も出そうな ThinkPad E540 を購入しました。最近、仕事で顧客にノート PC を納入するときはたいていコレ。今回は 20C6009FJP です。
主なスペックは以下の通り。
- Windows 7 Professional 32bit 版(Windows 8 Pro ダウングレード)
- Core i3-4000M
- DDR3L-1600 2GB RAM
- 320GB HDD
- 指紋リーダーなし
- Microsoft Office Home & Business 2013
今回は指紋リーダーが不要だったのと納期が短かったので、直販ではなく小売店から通販で安めに購入し、浮いた予算を使って
- M.2 スロットに 128GB SDD を追加して起動ドライブ(システムドライブ)とし、Windows 7 Professional 64bit 版をインストール
- メモリは 2GB 追加して合計 4GB
という感じでスペックを向上させました。
本体も SSD もメモリも、注文の翌日に到着しました。最近はこの早さに慣れてしまって怖いです。早速開梱。
いかにも ThinkPad な箱。裏面に保証書。
空け口にはセキュリティシール。緩衝剤は段ボールを使用。
中身は本体、バッテリー、AC アダプタ、メガネケーブル、リカバリ用メディア、Microsoft Office ライセンスカード。
内袋にもしっかりセキュリティーシール。バッテリーは 6セルで容量 4400mAh。
AC アダプタは最近の四角口のもの。NEC と共通化している感じ。
上面やパームレストの質感は正直イマイチ。ピーチスキン風でなくプラスチッキーな感じ。
キーボードは最近の ThinkPad でおなじみの 6列キーボード。個人的には好き。右シフトキーも正しい位置にあります。ファンクションキーがアレだけど Fnキー + ESCキー で設定変更可。
個人的にはめっちゃ不満な 5ボタントラックパッド。独立ボタンに戻してくれー。トラックパッドとしては良い感じ。X1 Carbon 程ではないにしろ、E530 の頃より「ガタ」というか「あそび」が少なくなって使い勝手が上がっています。
ドライバもこなれてきて、2本指スクロールは上下方向の入れ替えもできるので普段 MacOS X Lion 以降を使ってたりする人でも違和感少な目で使えると思います。
キーボード左奥に電源ボタン(光りません)。キーボード右奥にはロゴ(光りません)。
本体左側。手前からステレオミニプラグ、USB3.0 × 2、HDMI、D-Sub、排気スリット。
本体右側。手前から USB2.0、DVD スーパーマルチドライブ、ギガビットイーサ、電源コネクタ。
パームレスト右手前の ThinkPad のロゴ。「i」のポッチが光ります。その手前には SD カードスロット。
裏面は、右側をバコーッと開けると(かなりカタい)HDD、メモリ、M.2 スロット、CPU ファンにヒートシンク。
M.2 スロットを接写。左側は mini PCI スロット(Realtek の無線 LAN カード装着済み)と RTC バックアップ用電池。
M.2 スロットに 128GB SSD を追加して起動ドライブ(システムドライブ)にしました。M.2 接続の SSD としては Transcend のが安かったんだけど発熱がすごいらしい。他を探してたら E540 に取り付けたっちゅー記事があったのでどうせなら発熱低めを祈って MyDigital とかいうメーカーのものをチョイス。
増設の様子は以下の別記事にまとめました。
メモリは無難にバッファロー製をチョイス。安かったからー。
M.2 SSD & メモリを追加して、HDD はとりあえず外して(そのままインストールすると SSD から起動しない場合がよくあるので)、Windows 7 のセットアップ。今回は Windows 8 Pro のダウングレード権を行使するので以下のような手順。
- 無線 LAN のドライバを別の PC でダウンロードして USB メモリにでも入れておく。(以下のどちらか)
Realtek RTL8723BE ワイヤレス LAN (Windows 7 32bit, 64bit) – Lenovo Support (JP)
Intel デュアル バンド ワイヤレス – AC 7260 ドライバー (Windows 7 32bit, 64bit) – ThinkPad E440, E540 – Lenovo Support (JP)
- Windows 7 Professional 64bit 版の DVD で起動して、インストール先を M.2 SSD に指定してインストール。Windows 7 の DVD とプロダクトキーは手持ちの使用済みのものでおk。
- Windows 7 が起動したら無線 LAN のドライバをインストールしてネットワークに接続。
- Microsoft .NET Framework 4 をダウンロードしてインストール。(Lenovo System Update に必要)
Download Microsoft .NET Framework 4 (スタンドアロンのインストーラー) from Official Microsoft Download Center - Lenovo System Update をダウンロードしてインストール。
ThinkVantage システム アップデート – Lenovo Support (JP) (Windows 8、8.1、7用) - Lenovo System Update を実行して必要なものをインストール。基本、全部いっちゃっておk。
- Windows Update を実行。
- Windows のライセンス認証が通らないので、【自動電話システムを使用します】を使って 6桁×9個の番号を電話でぽちぽち入力した後オペレーターに繋いでもらって、Windows 8 Pro のダウングレード権を行使したい旨伝えれば 1回だけ使える確認 ID を教えてもらえるので入力してライセンス認証完了。
- 取り外しておいた HDD を接続。
ダウングレード権を行使するための手続きが若干面倒だけど、仕方なし。むしろ有難いぐらいだし。
とりあえず Windows エクスペリエンスインデックスは以下のような感じでした。Windows の起動もアプリケーションの起動も動作も速く、ストレスなく使えます。
最後にお決まりの Acronis True Image で M.2 SSD を丸ごとバックアップして RAID NAS に保管しておしまい。お仕事でやってることなのでこういう作業は大事です。