やたらと遅い dynabook R731/36EB の HDD を SSD に交換してみた

「なんかねー、遅いんですよ…。」ということで dynabook R731/36EB が持ち込まれました。起動してみると確かに遅い。原因は…?

目次

原因は HDD だった

遅い原因は、標準搭載されている MK6475GSX とかいう HDD でした。まじでか。

いつもお世話になっている CrystalDiskMark でベンチマークを実施してみると以下のような感じ。

cdm_MK6475GSX

…なんじゃこりゃ。遅すぎる。

SSD に交換してみた

幸いにも HDD 容量が空きまくりだったので 256GB の SSD に交換してみました。今回は予算の関係で ADATA の SSD。

注文して翌日に到着。

パッケージ。
2015-02-19_10.37.46

中身。7mm → 9.5mm のスペーサーが付属。R731 は 9.5mm HDD なのでこれ重要。
2015-02-19_10.38.41

交換は簡単です。底面のメモリスロットのカバーを外すと隠しネジがあります。隠しネジともう1本のネジを外せば HDD スロットのカバーが外れます。
2015-02-19_11.57.27

諸悪の根源の MK6475GSX。
2015-02-19_11.58.20

HDD 接続ケーブルはフレキなので慎重に外して交換。
2015-02-19_11.57.59

交換が済んだらいつもの Acronis True Image でディスクをクローニングします。今回はパーティショニングは自動でおまかせ。

クローニングが済んだら SSD から起動して、EaseUS Partition Master を使って Dドライブを削除して Cドライブの容量を増やしました。

交換した結果…劇的に速くなった!

CrystalDiskMark でベンチマークを実施してみました。

dynabook_ASP600S3-256GM

何度か実行してばらつきがありましたが、平均的にはだいたい上図のような感じ。元の MK6475GSX から比べてたら十分な性能向上です。

部品代込みで 20,000円のお仕事でした。

2015年 3月 16日 追記

外した  MK6475GSX を USB 3.0 接続のケースに入れて他の PC でベンチマークを取ってみると、シーケンシャルの読み書きともに 80MB/sec 程度の速度でした。HD Tune でも不穏な動きなし。

さらに、同様に  MK6475GSX を積んだ別機種の dynabook で同様の症状でもう 1台修理の依頼がありました。こちらも取り外して USB 3.0 接続のケースに入れて試してみようと思います。

なんだかなぁ…。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする

コメント

  1. […] やたらと遅い dynabook R731/36EB の HDD を SSD に交換してみた […]

  2. EaseUS より:

    digitalbox 管理人様

    お世話になります。EaseUSでございます。

    御サイト上で弊社のEaseUS Partition Masterをご紹介頂き、ありがとうございました。

    ちょっとお願いしたいことがございますが、より詳しい内容をお読みになりたいユーザーのために、EaseUS Partition Masterの日本語公式ページをご追加頂けませんでしょうか?

    jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html

    お手数をお掛けまして、恐縮です。

    よろしくお願い致します。

  3. ふじた より:

    いつもお世話になっている EaseUS Partition Master の公式サイトにリンクを変更しました。