ザウルスで動作する Java プログラムは、いろいろと存在しています。SL-C860 には、Java の実行環境として J2ME が最初からインストールされており、付属 CD-ROM にそのパッケージが収録されています。ところが、最近のザウルス(所謂 4桁機)には Java はインストールされておらず、別途パッケージを拾ってきてインストールする必要があります。また、C 系初代の SL-C700 では、J2ME ではない Java 実行環境がインストールされています。
以下に、それぞれの Java 実行環境についてまとめてみました。
機種 | 実行環境 | バージョン | 備考 |
---|---|---|---|
SL-C700 | Insignia Jeode | 1.10.7 | 標準添付。 [→ ダウンロード] |
SL-C750 | J2ME | 1.0-fcs-b25 | 標準添付。 [→ ダウンロード] |
SL-C760 | |||
SL-C860 | |||
SL-C1000 | J2ME | 1.0_ea4-b18 | Sum Microsystems 社のサイトから入手。非・標準添付。 [→ ダウンロード] |
SL-C3000 | |||
SL-C3100 | |||
SL-C3200 |
以下の URL によると、各実行環境には微妙に相違があるようです。
余談ですが、cvm (仮想マシンの起動コマンド) のタイム・スタンプを見ると、Sun Microsystems 社のサイトからダウンロードできる J2ME より、SL-C750/760/860 標準添付の J2ME のほうが新しいようです。
各実行環境の相違により何らかの問題が起こるまでは、とりあえずは標準でインストールされている状態で使ってみようと思います。