「なんかねー、遅いんですよ…。」ということで dynabook R731/36EB が持ち込まれました。起動してみると確かに遅い。原因は…?
目次
原因は HDD だった
遅い原因は、標準搭載されている MK6475GSX とかいう HDD でした。まじでか。
いつもお世話になっている CrystalDiskMark でベンチマークを実施してみると以下のような感じ。
…なんじゃこりゃ。遅すぎる。
SSD に交換してみた
幸いにも HDD 容量が空きまくりだったので 256GB の SSD に交換してみました。今回は予算の関係で ADATA の SSD。
注文して翌日に到着。
中身。7mm → 9.5mm のスペーサーが付属。R731 は 9.5mm HDD なのでこれ重要。
交換は簡単です。底面のメモリスロットのカバーを外すと隠しネジがあります。隠しネジともう1本のネジを外せば HDD スロットのカバーが外れます。
諸悪の根源の MK6475GSX。
HDD 接続ケーブルはフレキなので慎重に外して交換。
交換が済んだらいつもの Acronis True Image でディスクをクローニングします。今回はパーティショニングは自動でおまかせ。
クローニングが済んだら SSD から起動して、EaseUS Partition Master を使って Dドライブを削除して Cドライブの容量を増やしました。
交換した結果…劇的に速くなった!
CrystalDiskMark でベンチマークを実施してみました。
何度か実行してばらつきがありましたが、平均的にはだいたい上図のような感じ。元の MK6475GSX から比べてたら十分な性能向上です。
部品代込みで 20,000円のお仕事でした。
2015年 3月 16日 追記
外した MK6475GSX を USB 3.0 接続のケースに入れて他の PC でベンチマークを取ってみると、シーケンシャルの読み書きともに 80MB/sec 程度の速度でした。HD Tune でも不穏な動きなし。
さらに、同様に MK6475GSX を積んだ別機種の dynabook で同様の症状でもう 1台修理の依頼がありました。こちらも取り外して USB 3.0 接続のケースに入れて試してみようと思います。
なんだかなぁ…。
コメント
[…] やたらと遅い dynabook R731/36EB の HDD を SSD に交換してみた […]
digitalbox 管理人様
お世話になります。EaseUSでございます。
御サイト上で弊社のEaseUS Partition Masterをご紹介頂き、ありがとうございました。
ちょっとお願いしたいことがございますが、より詳しい内容をお読みになりたいユーザーのために、EaseUS Partition Masterの日本語公式ページをご追加頂けませんでしょうか?
jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
お手数をお掛けまして、恐縮です。
よろしくお願い致します。
いつもお世話になっている EaseUS Partition Master の公式サイトにリンクを変更しました。