RustDesk サーバーを VPS で構築する

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RustDesk は標準では無料のサーバー(rustdesk.io)経由で接続されますが、自前でサーバー(IDサーバーとリレーサーバー)を立ち上げて利用することもできます。勉強も兼ねてやってみます。

VPS で Linux インスタンスを立ち上げ

RustDesk サーバーを動かす Linux を VPS で用意します。今回はなるべく安くしたかったので KAGOYA CLOUD VPS を選択。

OS テンプレートは Ubuntu 22.04 LTS にして、2コア・2GB・25GB で月額 660円(2024年11月時点)のインスタンスを作成。デフォルトのままではアレなので以下を参考にして各種設定を行ないました。

参考 第751回 イマドキのVPSでUbuntuをセキュアに保つ | gihyo.jp

各種設定の流れとしては

  1. インスタンス作成
  2. 秘密鍵を取得して root で ssh ログイン
  3. ユーザーを作成して公開鍵を登録
  4. 作成したユーザーで ssh ログイン
  5. root ログイン無効化(パスワードを削除)+ 不要ユーザー削除
  6. ファイアウォールの設定
  7. 自動更新・自動再起動の設定

という感じです。

公開鍵認証については Cygwin で公開鍵を作成してから GitHub に登録しておくと吉。

参考 【入門】Githubにsshで接続する手順・注意点まとめ – カゴヤのサーバー研究室

RustDesk サーバーをインストール

用意した Ubuntu に RustDesk サーバーをインストールします。以下を参考にすれば簡単。

参考 第763回 RustDeskですいすい繋がるリモートデスクトップを実現する | gihyo.jp

あとは動作確認。

古い PC に Lubuntu+RustDesk を入れて NAS リモートメンテ用 PC を作る
Windows 10 のサポート期限切れを見越して、1年ほど前から NAS のメンテ用 PC を Windows 10 から Lubuntu に順次入れ替えています。
RustDesk サーバーは有料の Pro プラン(セルフホスティング)もあるので、懐と心に余裕のある方はそちらでサポートするのもよし。僕は GitHub から毎月とちょびっとだけ(5USD)寄付してます。
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