MPlayer は、Linux 用の音声・映像プレーヤーで、ザウルスへ移植されています。ZPlayer は、MPlayer のフロント・エンドです。
MPlayer は機種ごとに最適化が行なわれているので、インストールするパッケージが機種によって異なります。SL-C860 では、mplayer-bvdd のみでOKです。最新版は 1.2.0 が最終版としてリリースされていますが、flv 形式の再生が激重(本家 MPlayer の影響のようです)になってしまっています。flv 形式の再生速度は YouTube の動画を見るときに重要ですので、一つ前のバージョンをインストールすることにしました。以下のパッケージを順にインストールします。
- SD : mplayer-bvdd_1.1.5-1_arm.ipk (@"MPlayer – atty.skr.jp")
- 本体 : zplayer_0.1.1_arm.ipk (@"ZPlayer – Trac")
【ツール】 → 【設定】 → 【MPlayer】 の 【オプションを追加する】 にチェックを入れて、以下のオプションを追加します。
-af resample=44100:0:0
主に、ゴニョゴニョでゴニョゴニョした動画を再生するのに使っています。320×240, 15fps ぐらいなら、全画面で普通に再生できています。僕は画質にはあまり頓着しませんので、満足、満足。DVD から変換して再生とかもしてみたいですね。
僕がよく使うキー操作をまとめておきます。
ビデオ再生中の操作
キー | 機能 |
---|---|
[OK] or [Enter] | 再生または一時停止 |
[Cancel] | 停止 |
[→] | 10秒早送り |
[←] | 10秒巻戻し |
[Shift] + [→] | 1分早送り |
[Shift] + [←] | 1分巻戻し |
[Ctrl] + [→] | 5分早送り |
[Ctrl] + [←] | 5分巻戻し |
[↑] | 音量を上げる |
[↓] | 音量を下げる |
2 | 明度を上げる |
1 | 明度を下げる |
O | OSDの表示切替 |