ザウルスで動作する WWW ブラウザです。ザウルスには標準で NetFront というブラウザが搭載されていますが、JavaScript や CSS の解釈が弱いようです。ということで、ザウルス・ユーザーには何かと評判の良い Opera をインストールしてみます。
ザウルスで動作する Opera には、いくつかバージョンがあり、それぞれ以下のような特徴があります。
バージョン | 特徴 |
---|---|
7.55 | 最新版。標準の日本語 IM で入力不可。IBM のサイトでユーザー登録すれば入手可能。 |
7.30 | 普通に入手可能。標準の日本語 IM で入力不可 |
7.25 | いわくつき。標準の日本語 IM で入力可能。 |
『標準の日本語 IM で入力可能』 に惹かれて、7.25 をインストールすることにしました。以下のパッケージを順にインストールします。
- 本体 : qshdlg_0.6.2-1_arm.ipk (@"LinuZau ToolBox")
- 本体 : opera_7.25-lite-2_arm.ipk
- 本体 : opera-chartable_7.25-2_arm.ipk
- 本体 : opera7-jpn-helper_0.0.2a_qshdlg.ipk (@"tro @ boxer-j")
インストール後、「Network」 というアイコンなしのタブが出来るので、「ホーム画面設定」 で適当に変更します。
標準の NetFront と比較して動作が軽快に感じます。ショートカット・キーも豊富で、ほとんどキーボードだけで操作できます。主なキー割り当ては、以下の通りです。
キー | 機能 |
---|---|
Z or [BS] | 戻る |
X or [Shift] + [BS] | 進む |
R | リロード |
A | リンク選択(進む) |
Q | リンク選択(戻る) |
[Enter] or [Space] | リンクを開く |
[Shift] + [Space] | リンクを新しいウィンドウで開く |
G | URL入力・検索 |
S | 画面表示(拡大縮小トグル) |
[Shift] + [Enter] | フルスクリーン |
3 | フレーム選択 |
[Tab] | フォーカス移動 |
B | ブックマーク |
P | 設定 |
W | ウィンドウリスト |
H | 履歴(戻る) |
N | 履歴(進む) |
F | ページ内検索 |
M | メインメニュー |
L | レイアウト切り替え |
カーソルキー | スクロール |
Fn + 上下カーソルキー | ページ単位スクロール |
Fn + ← | ページ先頭 |
Fn + → | ページ末尾 |
キーボード好きとしては、かなり快適になりました。