標準でついている 「ターミナル」 は、使えなくもないですが、良くも悪くも標準品。ということで、より広い画面が使えて標準の日本語 IM での入力も可能な qpe-embeddedkonsole-ja 日本語入力欄付きワイド版をインストールすることにしました。ターミナル上で CUI アプリケーションを使うのであれば、必須とも言えるソフトウェアだと思います。以下のパッケージをインストールします。
インストール後、以下の内容で ~/.inputrc を作成します。コマンドライン上で日本語を入力するために必要です。
set convert-meta off set meta-flag on set output-meta on
上記の設定で、GNU readline を使っている bash (標準のシェル)では日本語が入力できるようになります。
各種機能を使うためのキー操作は、以下の通りです。
キーなど | 機能 |
---|---|
[Fn] + Q | メニュー表示(フォントやカラーなどの設定) |
[Fn] + 5 | 新しい端末画面を開く |
[Fn] + 1 | 端末画面の切り替え |
[Fn] + 2 | フルスクリーン表示 |
[Fn] + A | クリップボードから貼り付け |
スタイラスで文字列選択 | クリップボードへコピー |
(余談)
SIP 経由(QPOBox など)で日本語入力を行なうのであれば、日本語入力欄無しの qpe-embeddedkonsole-ja ワイド版 を選択すれば、より広い画面が使えます。